ペンタグラムの境域|宗教団体の闇に迫るマーダーミステリー

1980年代、日本。
五芒星のシンボルを掲げる宗教団体が山奥で活動していた。社会から隔絶されたその拠点は謎に包まれており、ある夜、鐘塔に6人の男女が集う。

そこには2つの死体が。1つは頭部を切断され、壁には不可解なサインが血で描かれていた…。

交錯する思惑と謎、浮かび上がる五芒星の真実。
プレイヤーは宗教団体の関係者となり、限られた時間の中で事件の真相を追っていきます。

本作は「第3回新作マーダーミステリー大賞 グループSNE賞」を受賞した作品で、その完成度は折り紙付きです。

特に印象的だったのは、没入感を高めるコンポーネント
事件現場を描いたMAPシートや、キャラクターごとの調査チップが用意されており、ただの会話劇に留まらない「現場にいる感覚」を体験できます。

グループSNEさんのマーダーミステリーは他にも遊んできましたが、その中でも本作はコンポーネントの演出が際立っていました。
シリアスな世界観が好きな方、じっくりと推理を楽しみたい方に強くおすすめしたい一作です。

タイトル:ペンタグラムの境域

プレイ人数:6人(GM不要)

プレイ時間:180分

対象年齢:15歳以上

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